新釈 ルーバイヤート (単行本)
出版社からの内容紹介
19世紀英文学で一時代を画したフィッツジェラルド英訳版(初版・四版)を現代語訳した。詳細な注記がオーマー・カイヤームの世界を眼前に繰り広げる。
内容(「BOOK」データベースより)
本書はエドワード・フィッツジェラルドによる『ペルシアの天文学者・詩人オーマー・カイヤームのルーバイヤート英語韻文訳』を現代日本語に移したものである。
ゲセル・ハーン物語―モンゴル英雄叙事詩 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
帝釈天の子ゲセル・ハーンが地上に降りて魔物を退治していく英雄譚。チンギス・ハーンの生涯を描いた『モンゴル秘史』と並び称されるモンゴル古典文学の白眉、本邦初訳。
塔 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
「あの悪魔はぼくの父親なんかではない。そのことをはっきりさせなくては」光州の女子中学校の教師、全鍾九は思った。悪魔とは、朝鮮動乱時に犯した罪の深さにおののきながら、離島で石を積んで犠牲者供養の塔を作りつづける全鎮満のことだった。鍾九は島に渡る。一方、鍾九の従妹秀蓮と男友達の奇聖春も島をめざす。新進作家の聖春には、全氏一族の過去を探って小説にしようという目論見があった。実際、それは数奇な過去だった。深い闇に包まれた、全氏の人々がたどった道程とは…
マハーバーラタ ナラ王物語―ダマヤンティー姫の数奇な生涯 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
絶世の美女ダマヤンティー姫は婿選びの式でかねて恋いこがれていた美貌の貴公子ナラ王を夫に選ぶが、幸せの日々は短かった。嫉妬に狂う魔神カリ王にとりつかれたナラ王は狂気のように賭けつづけ、ついには王国までも失ってしまうのである。―古代インドの長篇叙事詩『マハーバーラタ』中もっとも美しい愛の物語の原典訳。
インド夜想曲 (新書)
内容(「BOOK」データベースより)
失踪した友人を探してインド各地を旅する主人公の前に現れる幻想と瞑想に充ちた世界。ホテルとは名ばかりのスラム街の宿。すえた汗の匂いで息のつまりそうな夜の病院。不妊の女たちにあがめられた巨根の老人。夜中のバス停留所で出会う、うつくしい目の少年。インドの深層をなす事物や人物にふれる内面の旅行記とも言うべき、このミステリー仕立ての小説は読者をインドの夜の帳の中に誘い込む。イタリア文学の鬼才が描く十二の夜の物語。
内容(「MARC」データベースより)
失踪した友人を探してインド各地を旅する主人公、彼の前に現れる幻想と瞑想の世界。インドの深層にふれるミステリアスな内面の旅行記。イタリア文学の鬼才が描く十二の夜の物語。
えび―ケーララの悲恋物語 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
南インド・ケーララの代表的作家が描く大悲恋物語。ベストセラー小説の初邦訳。えび漁で生活を支える小さな漁村に生まれた漁師の娘と異教徒の魚商人の悲恋物語。インド政府文学賞受賞作品。
『アリランの歌』覚書―キム・サンとニム・ウェールズ (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
朝鮮人革命家キム・サンの波瀾に満ちた半生を語る『アリランの歌』成立の真相と著者二人の実像に迫るドキュメント・評論を集成.ニム・ウェールズと李恢成の対談をはじめ『アリランの歌』補遺ノート等を収めた.
内容(「BOOK」データベースより)
朝鮮人革命家キム・サンの波瀾に満ちた半生を語る『アリランの歌』成立の真相と作者の実像に迫るドキュメント・評論を集成。渾身のニム・ウェールズ論(李恢成)をはじめ、ニム・ウェールズと李恢成の対談、『アリランの歌』補遺ノート、キム・サンの評伝等を収録。
韓国の近現代文学 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
韓国における近現代文学の脈絡と成果を世界文学的な視野で鳥瞰する代表的論考・評論13篇を収め、韓国文学の成立基盤とその多様な展開を検証する。植民地化や南北分断という歴史的現実の中で、作家たちはどのようにして表現を確立したか―韓国文学の近代性の起源と特性をめぐる論考を中心に、韓国の20世紀文学を総括的に展望しつつ、新世紀への新たな可能性を探る。資料として、林和「新文学史の方法」(1940年)を収録するほか、付録として、韓国の代表的作家150名を紹介する詳細な「人名解説」をはじめ、「韓国近現代文学史関連年表」「韓国文学関連日本語文献一覧」等を付し、韓国文学研究のための基礎資料を提供する。
内容(「MARC」データベースより)
韓国文学の近代性の起源と特性をめぐる論考を中心に、韓国の20世紀文学を世界文学的な視野で鳥瞰する代表的評論13篇を収め、韓国文学を理解するための基礎資料を提供。人名解説、関連年表、日本語文献一覧を付す。
日本上陸―続人間市場 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
韓国娘の人身売買を撃つ!!俺一人ででも殴りこみをかけたい国―日本。韓国の娘たちを日本に売りとばす輩をたたきつぶす!!韓国で200万部の大ベストセラー、暗黒街を活写する痛快反骨劇。
赤いコーリャン (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
’60年代、文化大革命の嵐は中国東北地方にも吹き荒れた。少年の父も革命の犠牲に…。村を追われ、新たな土地を求めてさまよう一家。在仏中国人作家が描いた動乱の中国。仏カーズ賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
〈政治のために〉傷つくのは、いつも、ぼくたちだった。1988年、フランスでカーズ賞とアジア賞を受賞。